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2012-08-31

windowsでネットワークアダプタの設定を一発でやる


ネットワークアダプタの設定を1秒以内に終わらせる。


ネットワークのIPアドレスの設定とかDHCPだと特に問題ないけど、時々静的に設定しなきゃいけない時がある。

特に会社とかセキュリティが厳しかったりする場合はよくある。

そして、設定するときは何時もめんどくさい。

下の画像のみたいにすごく深い所にある設定までたどり着いてから、IPアドレスの所に172.xxx.xxxx.xxxとか入れて、サブネットマスクは自動で入力されるとして、デフォルトゲートウェイとDNSサーバの所にチマチマ入れるのは面倒ですよね。


しかも、微妙な事情によりネットワークの設定を時々切り替えなきゃ行けなかったりすると「ふぎゃーーー」ってなる。

Aのネットワークにつなぐのには
上の画像の画面までたどり着いて192.168.xxx.xxxって入力して、チマチマチマチマ

そんでもってBっていうネットワークに繋ぐときには
上の画像の画面までたどり着いて172.12.xxx.xxxって入力して、チマチマチマチマ

しかも、片方のIPアドレスを忘れた頃に設定しなきゃいけなくなるともう大変です。

あと、複数のIPアドレスを設定する方法があると言われてやってみたのですが、何かネットワークが不安定になったので辞めました…

ってことで、前置きが長くなりましたが簡単に設定できる方法を紹介します。


netshというコマンドを使ったバッチファイルを作ります。

まずはコマンドプロンプトでipconfigとか打ちます。


すると上の画像みたいに『イーサネットアダプター ローカルエリア接続』とかみたいにアダプターの現在の設定が見れます。

ここに表示されているアダプター名を使ってバッチファイルを作ります。


此処からは”ローカル エリア接続”というアダプターを設定する場合について説明します。
”ワイヤレス ネットワーク”とか別の名前のアダプターを設定したい場合は適宜読み替えて下さい。


まずはIPアドレスとサブネットマスク、ゲートウェイを設定します。
設定するパラメータはそれぞれ以下のとおりです。
IPアドレス:192.168.0.2
サブネットマスク:255.255.255.0
ゲートウェイ:192.168.0.1
このパラメータを設定するコマンドは以下のとおりです。

netsh interface ip set address "ローカル エリア接続" static 192.168.0.2 255.255.255.0 192.168.0.1

次にインターネットもしたいのでDNSを設定します。
DNSサーバのアドレスが
192.168.0.10
192.168.0.11
の2つだとします。

netsh interface ip set dns "ローカル エリア接続" static 192.168.0.10
netsh interface ip add dns "ローカル エリア接続" 192.168.0.11

2つ目はsetではなくaddとしているのがポイントです。


以上のコマンドをメモ帳などに書いて、適当な名前を付けて拡張子を.batにします。

一応、下にまとめて書いておきます。


正しくバッチファイルとして保存されると以下のようなアイコンになります。


同様の手順でネットワークの設定の数だけバッチファイルを作ります。
コピペで作れるのであっという間に作れます。

次回からはこのバッチファイルを実行するだけですぐにネットワークの設定が完了します。


あと、ネットワークの設定には管理者権限が必要なので、バッチファイルを右クリックして「管理者として実行」をやる必要があるかもしれないです。

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